【成功事例で考える】英語研修の事例、研修サービスの選び方を解説
近年、自社の領域開拓や人材活用の一環として英語研修を行う企業が増えています。
これから英語研修を導入したい企業にとって、実際に研修を導入した企業の体験から学べるポイントは非常に参考になるのではないでしょうか。
そこで、この記事では企業がどのようにして英語研修を成功させ、国際ビジネスにおける課題を解決したのか、具体的な事例を紹介します。
企業が直面した課題とその解決策だけでなく、成功事例から見えてくる英語サービスの選び方も解説しています。
自社の英語研修に課題を感じている方はぜひ参考にしてみてください。
企業が英語研修を始めるきっかけとは
ここでは、企業が英語研修を始めるきっかけの中でも特に代表的なものについて解説します。
社内で英語研修に関心を示しているものの、まだ踏み出せずにいるという状況の研修担当者はぜひ参考にしてみてください。
英語研修についてさらに詳しく知りたい方は▶︎英語研修を行う目的とは?メリット、賢い活用方法も解説!もご覧ください。
グローバル展開における競争力の維持
企業がグローバル市場で競争力を維持するためには英語力が必要不可欠です。
多国籍企業との取引や海外市場への進出を成功させるためには、社員の英語コミュニケーション能力が求められます。
また、従来の事業領域だけでなく、海外市場や海外向けの製品開発に取り組む際は、語学力だけでなく、現地のライフスタイルについても理解していなくてはなりません。
こうした目標を実現するための具体的なスキルとして、専門的な用語や知識を含むビジネス英語研修や国際交渉術の習得が必要です。
海外人材の確保
優秀な海外人材を確保するためには、共通言語になりやすい英語を習得することは効果的な取組の一つでしょう。
英語研修を通じて、国内外の社員間で円滑なコミュニケーションを図ることができるようになります。
また、こうした取り組みによりグローバルな人材交流が促進されるようにもなると予想されます。
そのためには、異文化理解や英語でのプレゼンテーションスキルといった技能を向上させることが求められます。
社員のモチベーション向上
英語研修は社員のスキルアップに直結し、キャリアパスの多様化や自己成長の機会になります。
社員のモチベーション向上や離職率の低下が期待できます。
そのためには、個々のレベルやニーズにに合わせた柔軟な研修プログラムを組む必要があります。
また、昇給や役職の要件としての設計など、成果を実感できる評価システムやキャリアパスの制度が重要です。
企業における英語研修の成功事例
ここでは企業における英語研修の導入および成功事例について解説します。
企業ごとの抱える課題や、成功の鍵となった点についても解説しているため、研修担当者はぜひ参考にしてみてください。
ポリグロッツの法人向け英語研修サービスでは、さまざまな導入企業様の事例を掲載しています。
自身の企業と近い業態や人数、課題などを掲載しているのでサービス選定の際はぜひご覧ください。
株式会社 吉野機械製作所
昭和23年創業、プレス産業機械メーカーとして75周年を迎えた吉野機械製作所は、大手住宅メーカーやオフィス家具メーカーを顧客としています。
自社内で設計から販売まで一貫して行う強みを持つ同社は、海外とのシステム提携において通訳を介したコミュニケーションに限界を感じていました。
そこで、英語研修を通じて、オンラインコーチングプログラムに上長も参加させることで、社員の英語学習意欲を高め、組織全体での成果共有を実現しました。
結果として、英語教育への意識とモチベーションが向上しました。
オンセミ
アメリカ本社の外資系半導体メーカーであるオンセミは、各拠点での英語研修のコストと効果に課題を感じていました。
特に大都市圏外の拠点では均一な研修を提供することが難しく課題に感じていました。
そこで、オンラインコーチングプログラムの導入によりこの問題を解決しました。
受講者の上長も参加することで、研修の目標と成果を共有し、全社的に英語教育への意識とモチベーションが向上しました。
岡三証券株式会社
岡三証券株式会社は、1923年創業の歴史ある大手証券会社で、株式、債券、投資信託など多様な金融商品を取り扱っています。
海外投資家とのやり取りや情報収集において英語が必要な岡三証券では、赴任前の準備として英語研修を強化しました。
従来のマンツーマンレッスンに加え、アプリを活用した学習で単語力やリーディング・リスニングスキルも向上。
トレーナーのサポートにより継続的な学習が可能となり、TOEICスコアの向上や現地での実践的な英語運用能力の強化に成功しました。
大手通信系会社
大手通信会社では、社員の自己啓発を推進するため、オンライン学習ツールを導入しました。
この工夫により、社員は自身のライフスタイルに合わせた学習機会を得られ、手上げ式で自己負担の研修ながらも高い満足度を得ることに成功しました。
学習ツールの使いやすさと楽しさが、社員の英語学習への取り組みを促進しました。
【業界・業種別】英語研修の成功に欠かせない特徴を解説
インバウンド需要の高まりや、海外人材の雇用に積極的であるといった社会情勢の変化により、英語力はBtoC、BtoB業態にかかわらずどのような企業にとっても必要不可欠です。
そこで、ここでは代表的な業種で求められる英語研修について解説します。
製造業
製造業においてマーケティング部門では、グローバル展開する上で英語力は必須です。
また、開発部門においても技術文書の翻訳や国際会議でのスムーズなコミュニケーションが不可欠です。
そのため、専門用語や技術的な会話に特化した英語研修が求められるでしょう。
特に、技術移転の効率化や国際プロジェクトの円滑な進行を主眼において、実践的なケースを想定したカリキュラムを組むことも行うと良いでしょう。
ベンダー系
ベンダー系企業ではクライアントとの契約交渉やプレゼンテーションが頻繁に行われます。
そのため、高度な交渉術や説得力のあるプレゼンテーションスキルが求められます。
実践的なケーススタディやシミュレーションを取り入れた研修が効果的でしょう。
こうした取り組みにより、契約成立率の向上や顧客満足度の向上が期待されます。
サービス・接客
観光客や外国人顧客との接触が多い業界において求められる英語力には、迅速で正確な対応が求められます。
そのため、実際のケースを想定した接客英語や異文化理解を中心とした研修が重要になるでしょう。
特定のケースを想定したトレーニングを積むとともに、異文化に対する理解を深めることで、現場での即応力が向上し顧客満足度への寄与も期待できます。
医療・製薬
医療・製薬業界では海外の最新医療情報の取得や国際会議での発表が求められます。
特に、国や地域ごとに薬や医療行為に対する規制が異なることもあり、現地の法規制に対する理解が欠かせません。
また、専門的な医療英語や患者とのコミュニケーションスキルを強化する研修も必須です。
こうした研修を行うことで、医療サービスの質向上や国際的な医療ネットワークの構築が期待されます。
金融機関
金融業界や金融機関では国際取引や海外投資家とのやり取りが日常的に発生します。
そのため、グローバル領域で活躍するためには、金融用語や国際的なビジネスマナーに精通したグローバル人材が求められます。
金融用語や経済用語も含めた専門性に富み、高度なビジネス英語研修が不可欠です。
こうした取り組みにより、国際取引の円滑化やグローバルなビジネスチャンスの拡大が期待されます。
企業における英語研修サービスの選び方
企業にとって英語研修サービスの選定は難しく感じることが多いようです。
そこで、ここでは英語研修サービスの選び方について特に抑えるべき点について解説します。
多様な業種のクライアントに研修サービスの提供経験がある
企業にとって研修サービスを選ぶ際には、提供者が多様な業種に対応できる経験と実績を持っていることが重要です。
製造業、金融業、サービス業など偏りなく異なるニーズに対応した実績があると、企業固有の課題を抱えていたとしても対応力が期待できます。
費用対効果
企業が英語研修において最も重視するのは、投資に対する明確なリターンではないでしょうか。
そのため、研修後の目標を定量的に設定し、それらに繋げた経験のあるサービスを選ぶと良いでしょう。
「社員のパフォーマンス向上」「国際取引の増加成功率」「コミュニケーションミスの削減〇〇%」など、定量的な指標をもって評価すると良いでしょう。
また、こうした目標値を設定することで具体的な施策を提案してもらい、期待値とのズレを最小限に抑えることが重要です。
費用対効果が高く短期間でも成果の期待できる英語研修サービスをお探しの場合はポリグロッツがお勧めです。
TOEICのスコアであれば一般的に必要とされる期間の6割程度で実現した実績があるなど、短期的な成果をあげる上でも非常に効果的なサービスです。
費用対効果の高い英語研修サービスをお探しの企業の研修担当者はぜひ一度ご覧になってみてください。
カスタマイズ性
企業の業種、業務内容、ニーズ、目標に応じてカスタマイズされた研修プログラムが求められます。
一律のプログラムではなく、企業固有のニーズに応じた内容に準拠することで、研修の効果を最大化することができます。
具体的には、専門用語や業務プロセスを反映したトレーニングがあげられます。
特定業種の企業であれば、特にこうしたサービスの提供が行われている企業の中から選ぶと良いでしょう。
フィードバック
多くの場合、英語研修の目的は英語力の向上だけでなく、実践的なスキルの習得も含まれています。
特に実践的なコミュニケーション力や交渉力といった、スコアや数値で確認しにくいものも求められるでしょう。
こうした背景から、研修の成功には手厚いフィードバックと進捗の可視化による確認が不可欠です。
そのため、研修後の評価制度や継続的なフォローアップ体制が整ったサービスを選ぶ必要があります。
研修の効果を持続的に測定できるサービスを選ぶことで社員の成長を長期的に支援することができるでしょう。
使いやすさ
研修プログラムの使いやすさも重要です。
オンラインとオフラインのハイブリッド型を選ぶことや、アクセスの容易さ、質の高い教材、直感的なインターフェースを提供できるサービスを選ぶようにしましょう。
特に、多忙な社員の多い企業ではフレキシブルに利用できる研修サービスを選ぶことは重要です。
このような特徴を含むサービスを導入することで、些細な使いにくさによって意欲を削がずモチベーションを高め、効果的な学習の促進につながるでしょう。
成功事例を参考に自社の英語研修も成功へ繋げよう
英語研修の成功事例には共通して「自社の課題を明確化し適切なサービスを選択する」という取り組みを行っていました。
こうした取り組みを成功させるためには、まず自社の課題だけでなくその後の成長した先に求めるニーズを提起することが重要です。
特に、自社に特異的な専門領域や独特の課題が存在する場合は、そうした課題に対応できるサービスを選ぶようにしましょう。
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