英語研修の効果測定に！モチベーションを高める『英語日記』活用法

すぐに効果を実感できない英語学習。やる気を維持するには？

語学は一日にして成らず。流暢に英語を話せるようになるには、継続的な学習が必要です。そう分かっていても、始めたときのモチベーションをいつまでも維持するのは難しいもの。なかなか学習の効果が実感できず、徐々に受講者の意欲が低下してしまうのはやむを得ないことかもしれません。

また、数ある法人研修の中から選定し導入したものの、「この講座で良かったのだろうか・・・」と思い悩む研修担当者の声もちらほら耳にします。

一日にして成らずとも、参加者がその日の到達点を日々記録するのに有効なのが「英語日記」です。英語研修と並行して、英語日記を導入してみてはいかがでしょうか？

「英語日記」とは？

「英語日記」とは、その名のとおり、英語で短い日記を綴るトレーニングです。その日にあったことや見聞きしたこと、その日学習したフレーズをアレンジしてどんなことが言えるか考えてみるのも良いでしょう。

英語日記を書くことのメリット

英語日記のメリットの一つは、研修で学んだ単語や表現をすぐに使うことができる機会だということです。インプットした知識はアウトプットして初めて身につきます。研修の復習としても英語日記は有効です。

また、テキストとして書き起こすことでフィードバックを受けやすいというのも大きな特徴です。学習したことがどれだけ身についているか、失敗しやすいポイントはどこにあるか、早い段階でチェック・修正ができるとその後の学習もスムーズに進められます。

英語日記を書く際のポイント

初めは無理に長文を書く必要はありませんし、難しい表現を使わなくても構いません。むしろ自分の使える表現＋αぐらいのフレーズをつなげていくのがおすすめです。英語で言い表せない言葉はなるべく知っている表現に置き換え、どうしても分からない言葉は必ず調べる。これも表現の幅を広げるトレーニングになります。

個々で日記をつけるのももちろん良いですが、研修がグループレッスンでコミュニケーションがとれている間柄なら、レッスンの最初に発表し合うのもアイスブレイクに有効です。ブログサービスや社内チャットツールを使って書き溜めていくのも交換日記のようで楽しいですね。研修担当者としても、研修前後の変化を客観的に把握できるでしょう。

まとめ

日記を書き続ければ、ほんの数日でも成長を実感できる方は多いと思います。1〜2ページ読み返してみると、明らかに文の長さや表現に違いが表れているでしょう。それはコツコツと学習を続けてきた証拠です。

慣れない英語で日記を書き、ときに発表する。初めは恥ずかしいかもしれませんが、英語はコミュニケーションツールです。研修という発展途上の場を活かして、積極的に使ってみることをおすすめします。

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