社内研修 2024年7月28日(日)

社内研修のネタ選びは難しい?ネタの見つけ方や具体例を解説

ポリグロッツ編集部
社内研修のネタ選びは難しい?ネタの見つけ方や具体例を解説|【法人版POLYGLOTS | ポリグロッツ】オンライン英語研修ならPOLYGLOTS

社内研修のネタ選びに悩む企業担当者も多いのではないでしょうか。

ただスキルを向上させるだけでなく、チームの結束力や社員のモチベーションを高めるためには、最適な研修内容を見つけることが重要です。

しかし、目的が不明瞭であったり、受講者の構成にばらつきがあると、ネタ選びは難しくなります。

この記事では、効果的な研修ネタを見つける方法や工夫について解説します。

どのような研修が企業のパフォーマンス向上に寄与し、社員一人一人の成長をサポートできるか理解した上で研修を進行しましょう。

社内研修の目的

社内研修の目的は、企業の競争力を高め、持続的な成長を実現するために重要です。

ネタ選びも研修の目的を把握することで失敗しにくくなるでしょう。

一般的に最初の社内研修は組織文化の定着を図り、社員が共通の目標に向かって一体感を持って働けるような目的が多いです。

また、コンプライアンスや倫理教育により法令遵守と企業倫理を徹底し、企業の信頼性を高めます。

スキル取得を目的とする研修では英語力やグローバルビジネススキルの向上を図ることで、国際展開を支援します。

新規事業領域への進出や業務の内製化を推進するための研修も重要で、社員が新しいビジネスチャンスを捉えるための知識とスキルを習得します。

こうした取り組みにより、企業は持続的な成長と社員の能力向上を実現できます。

社内研修のネタは目的ごとに決めることがおすすめ

社内研修のネタ選びに困ったら、目的ごとにテーマを設定することが効果的です。

それぞれの目的に応じた研修内容を選ぶことで、社員のスキル向上やモチベーション向上に繋がります。

内定者・新入社員向け

内定者や新入社員向けの研修は、カルチャーや社内ルール、社会人としての基本的なマナーを学ぶ場と考えられがちです。

しかし、こうした内容に加えて参加者同士のコミュニケーションを促進するという側面も存在します。

そのため、ワークショップや模擬的なコンペといった集団で取り組む課題を行うと良いでしょう。

また、先輩となる現役社員も参加することで会社の温度感やカルチャーを肌で感じ取ることもでき、内定者や新入社員にとって満足度の高い研修となるでしょう。

こうした研修は、新入社員がスムーズに職場に適応し、早期に戦力となるための基礎を築きます。

グローバル人材向け

グローバル人材向けの研修の目的は、英語力や異文化理解、グローバルなビジネススキルを養うことが中心となります。

具体的には、ビジネス英語の習得、海外でのビジネス慣習の理解、多文化チームでのコミュニケーションスキルの向上などが挙げられます。

そのため、英語やチームワークを養うことのできる研修内容が向いているでしょう。

例えば、シナリオベースと呼ばれる、実際に起こるかもしれないシナリオを題材にした研修が効果的でしょう。

シナリオベースの研修を英語を使ったり他文化のバックグラウンドを持つメンバーと共に取り組むことで、異文化のビジネスマナーやコミュニケーションを体験しながら学ぶことができます。

ストレスマネジメント

ストレスマネジメント研修では、社員のメンタルヘルスを維持し、職場の生産性を向上させることを目的としています。

この研修は社員の健康とパフォーマンスを維持する点で重要です。

具体的には、リラクゼーション方法やマインドフルネスといった実践的に求められる技術を取り入れた実践形式のワークショップが有効でしょう。

参加者はグループでリラックス方法を学び、ストレス管理のスキルを身につけることができるようになります。

スキルアップ

スキルアップ研修は、特定の業務スキルや知識を向上させることを目的とします。

研修目的の例として、ITスキルやプロジェクトマネジメント、リーダーシップ開発などがよく行われるようです。

また、社内資格の取得を支援する研修もよく行われ、社員の専門性を高め企業の競争力を強化することができます。

チームごとに仮想のプロジェクトを進行させるシミュレーションゲームや、プロジェクトの計画、実行、リスク管理、プロジェクトマネジメントの仮想的な体験ができるプログラムが有効でしょう。

海外進出

海外進出を目指す企業向けの研修では、現地市場の理解や法規制、ビジネス慣習の習得が重要です。

この場合に適切な研修内容は、現地のビジネス環境の調査、法的要件の理解、現地パートナーとの関係構築などです。

海外展開の成功を支援するために必要な知識とスキルを身につけることができます。

具体的には、参加者が異なる国々でのビジネスをシミュレーションし、現地の法規制、ビジネスマナーなどを調査し、交渉を行うまでの過程を体験するといったプログラムが効果的でしょう。

このゲームを通じて、海外進出に必要な実践的な知識とスキルを習得できます。

【迷ったときに!】おすすめ社内研修のネタ

社内研修は、単なるスキル向上だけでなく、社員のチームワークやコミュニケーションスキルを高めるためにも効果的です。

以下に、面白いものやユニークなアイデア豊富な社内研修のネタをいくつかご紹介します。

マナーファイト

マナーファイトは、ビジネスマナーを対戦型形式で学ぶ研修です。

社員は対戦形式で正しいマナーやビジネスのルールをクイズのような形で競い合いながら学べます。

例えば、電話対応や名刺交換、メールの書き方など、実践的なビジネスマナーを楽しみながら身につけることができます。

この方法は、研修が堅苦しくならず、社員同士の交流も深めることができるのが魅力です。

謎解き

謎解きゲームは、チームワークと問題解決能力を養うのに最適です。

社員はグループに分かれて、謎やパズルを解き明かしながらゴールを目指します。

これにより、普段の業務では発揮できない創造力やコミュニケーションスキルを引き出すことができます。

また、限られた時間内での協力が必要となるため、チームビルディングにも効果的です。

マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジは、制限時間内にスパゲッティやテープ、紐やマシュマロなどを使ってできるだけ高いタワーを作る活動です。

このゲームは、創造力、設計力、チームワークの強化に役立ちます。

特に、試行錯誤を通じて最適な解決策を見つけ出すプロセスが重要で、社員は協力して目標を達成する喜びを共有できるのではないでしょうか。

ペーパータワー

ペーパータワーは、紙だけを使って制限時間内に最も高いタワーを作るゲームです。

この活動は、創造力とチームワークを必要とし、社員が共同で目標を達成するためのスキルを磨きます。

また、限られたリソースで最大の成果を出すというビジネスシーンに通じる要素も含まれています。

ユニークな社内研修

企業が行う社内研修には、従業員のスキル向上やチームビルディングを目指したユニークで創造的なプログラムが数多く存在します。

以下に、実際に行われているユニークな社内研修の事例を紹介します。

ディズニーアカデミー研修

ディズニーアカデミー研修は、東京ディズニーリゾートの運営ノウハウを活かした特別な研修です。

このプログラムでは、ディズニーのホスピタリティやサービスマインドを学ぶことができます。

参加者はディズニーキャストの一員として業務を体験し、顧客満足度を高めるための具体的な方法を学びます。

ディズニーの独自の文化と徹底したサービス精神を体感することできます。

この体験により、サービスの質を細部にまでこだわる重要性や、チームでの協力の重要性を深く理解することができます。

自衛隊体験入隊研修

自衛隊体験入隊研修は、実際の自衛隊の訓練を体験することで、厳格な規律やリーダーシップ、チームワークを養うことができるプログラムです。

参加者は自衛隊の生活を通じて、自己規律の重要性や、困難な状況での問題解決能力を学びます。

特に、ストレスの多い環境での精神的な強さや、緊急時の対応力を身につけることができます。

この研修は、リーダーシップスキルを強化したい管理職や、チーム全体の結束を強化したい企業にとって非常に有効です。

人狼研修

人狼研修は、人気のパーティーゲーム「人狼」を活用したチームビルディング研修です。

このゲームでは、参加者は役割に応じて他者の意図を読み取り、効果的にコミュニケーションを図るスキルを養います。

ゲーム内での戦略や駆け引きを通じて、問題解決能力やリーダーシップ、そして他者との協力の重要性を学びます。

この研修は、楽しく参加できるだけでなく、日常業務にも役立つ実践的なスキルを磨く機会を提供できます。

社内研修のネタを選ぶ時の注意点

社内研修を成功させるためには、適切なネタを選ぶことが非常に重要です。

以下に、ネタ選びの際に注意すべきポイントを紹介します。

目的の明確化と共有

研修の目的を明確にし、それを参加者全員と共有することが大切です。

研修の目的が不明瞭だと、参加者は何を学ぶべきか分からず、研修の効果が薄れてしまいます。

例えば、新入社員向けには基本的なビジネスマナーや会社の文化を学ぶ研修、管理職向けにはリーダーシップや戦略的思考を磨く研修が挙げられます。

研修参加者に合わせて具体的な目的を設定し、それを事前に共有しましょう。

社内ブランディング

研修は企業のブランドイメージを強化する機会でもあります。

研修の内容や形式が企業の価値観やビジョンと一致していることを確認しましょう。

例えば、顧客志向を強調する企業であれば、カスタマーサービスの質を高める研修が適しています。

また、研修を通じて企業の文化やメッセージを社員に浸透させることで、一体感を醸成し、企業のブランディングを強化することができるようになります。

柔軟でカスタマイズしやすい

社員の多様なニーズに対応するために、研修プログラムは柔軟でカスタマイズしやすいものであるべきです。

一律の内容ではなく、社員の役職やスキルレベルに応じて内容を調整できる研修が望ましいです。

例えば、eラーニングを活用すれば、社員が自分のペースで学習を進めることができ、集合研修やOJTと組み合わせることで、効果的な学びの場を提供できます。

社内研修のネタ選びは明確な目的を定義してから行うことが重要

社内研修のネタを選ぶ際は、目的の明確化と共有が重要です。

目的が不明確だと効果が薄れるため、新入社員向けや管理職向けなど、対象者に応じた具体的な目標を設定します。

また、研修内容が企業の価値観やビジョンに一致していることも重要で、これにより企業のブランド力が強化されるでしょう。

さらに、研修プログラムは社員の多様なニーズに対応できるよう柔軟でカスタマイズしやすいものが理想的です。

社員の学習意欲を引き出し、スキル向上を効果的に促進できるように意識しましょう。

執筆者プロフィール ポリグロッツ編集部 英語研修サービスを提供している株式会社ポリグロッツの編集部。 法人向け英語研修サービスやその周辺情報について、プロの目線で情報発信を行います。

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