ビジネスへの活用 2025年1月21日(火)

三菱ガス化学様が目指すグローバル化への道ー英語を武器に広がるビジネスの可能性

三菱ガス化学様が目指すグローバル化への道ー英語を武器に広がるビジネスの可能性|【法人版POLYGLOTS | ポリグロッツ】オンライン英語研修ならPOLYGLOTS

三菱ガス化学株式会社は、グローバル市場でのさらなる成長を目指し、社員の英語力向上を重要なミッションとして掲げています。同社の総務人事部 D&I推進グループの自閑さんと窪田さんに、これまでの英語教育の課題や、ポリグロッツのオンライン英語研修導入による成果、そして今後の展望について伺いました。「社会と分かち合える価値の創造」をビジョンに掲げ、世界に誇る技術力と英語力を融合させた挑戦が、どのように社員の成長と企業の発展につながっているのか。その熱意と取り組みに迫ります。


――まずは三菱ガス化学がどういった企業なのか教えていただけますでしょうか。

自閑さん: 弊社は、1971年に三菱江戸川化学と日本瓦斯化学工業の合併により設立された企業です。化学品や機能材料を中心に事業を展開し、産業用ガス、電子材料、医薬品原料など幅広い分野で活躍しています。例えば、スマホのレンズに使う部品やお菓子の脱酸素剤などは、弊社が高いシェア率を誇っている製品です。  

――我々の身近なところに御社の技術が活かされているわけですね。

自閑さん: そうなんです。製品自体を目にすることはほとんどないので、世間的にはあまり知ってもらえていないんですけれど(笑)。でも、実は本当にたくさんの製品に我々の技術が使われているんですよ。 弊社では「社会と分かち合える価値の創造」というビジョンを掲げているのですが、まさにそのような想いで日々事業に取り組んでいる次第です。  

――環境問題への取り組みにもかなり注力されているとか。

自閑さん: はい。脱炭素やカーボンニュートラルに貢献するために、エネルギー効率の向上や再生可能エネルギーの利用拡大など、具体的な取り組みを進めています。環境に配慮した製品の開発にも力を入れており、社会全体の環境負荷を減らすことを目指しています。 弊社はアジア圏や北米の他、オランダなどにも拠点があり、常時150人以上の社員が海外駐在するなどグローバル化が進んでいます。そういった意味でも、環境問題への取り組みは会社としての大きな責任だと考えております。

――なるほど。売上規模でも海外の方が多いのでしょうか。

自閑さん: ええ。海外比率は年々増加しており、現在は60%を超えています。私が入社した2006年頃は50%程度でしたから、20年弱で10%以上増えているわけです。国内市場が縮小する一方で、スマホカメラの部品などは海外の発展途上国を中心に、かなりニーズが高まっています。  

――ビジネスの場が全世界へと広がっているわけですね。そうなると、コミュニケーションツールとしての英語力はより求められるようになりそうです。

窪田さん: 仰るとおりです。海外の拠点や取引先とのメールや電話などは常に英語ですし、海外のプラントの立会いなど現地に行って英語を話すこともあります。また、海外の展示会や学会での発表なども英語で行われるため、英語力は欠かせません。

――事業を進めるにあたって、英語力は必須のスキルだということですね。社員に対する英語教育の優先度も高そうです。

自閑さん: そうですね。海外比率は今後もどんどん高まっていくと予想されています。そういう意味では社員の英語力アップは会社全体のミッションと言えるでしょう。ただ、すべての部署・職種で日常的な英語力が必要なわけではないので、どちらかというと自己啓発の一環として学びの機会を提供しています。  

――例えばどのような英語学習を行っていたのでしょうか。

窪田さん: 以前は新入社員にTOEICを受けてもらい、レベルに応じたグループレッスンを行っていました。ただ、同じレベルのグループでも個々の進捗や理解度に差があり、全員が同じペースで学ぶことが難しかったんです。結果、出席率も徐々に下がってしまい、継続的な学習機会を提供できずにいました。 「もっと個々のペースで学べる環境を提供できないか…」と悩んでいた時にポリグロッツさんのことを知り、興味を持ったんです。  

――どのような点に興味を持っていただけたのでしょう。

窪田さん: ポリグロッツ社のサービスは、自分のレベルに合わせたレシピが作れて、さらにマンツーマンのレッスンが受けられる点が魅力的でした。これにより、社員一人一人が自分のペースで学び続けることができ、学習の効果が高まるだろうと思ったんです。  それに、出席率でしか成果を測れなかったグループレッスンと違い、管理者画面で個人ごとの進捗状況をリアルタイムで確認できます。これは私たち研修を企画する側にとっても大きなメリットでした。  

――それまで感じておられた課題が解決できると考えられたわけですね。実際にポリグロッツを導入してみてどうでしたか?

窪田さん: まさに継続率の点で大幅な改善が見られました。ポリグロッツさん側が積極的にリマインドしてくれたこともあって、研修の完走率は驚きの99%以上!やはり全員一律のグループレッスンと違い、マンツーマンでのレッスンが大きかったようです。

自閑さん: 受講した約80名にアンケートを取ったのですが、「国際学会で英語を使う機会があり、スキル向上を実感することができた」「1対1のオンラインレッスンを通じて、英語の得意不得意に関する気づきが得られた」など、前向きな意見が多数出ました。満足度も90%近く、手応えを感じています。
 

――ちなみに御社では対象を新入社員に絞っていらっしゃいますが、その理由はなんですか?

自閑さん: 英語力を身につけることで、将来的に海外での業務にも対応できるようになるというメリットもあるわけですが、本質的には 「学習の習慣を身につけてもらう」ためですね。先ほども言ったように、我々は研修を「自己啓発の一環」と位置づけています。無理やり学ばせるのではなく、自ら継続的に学ぶ姿勢を養ってもらいたいんです。新入社員は社会人としての経験も浅く、学習の習慣が身についていないことも多い。だからこそ、できるだけ早い段階で学習の重要性を理解してもらうことが大切なんです。

――なるほど。若いうちに「学び続ける」ことを習慣化できれば、英語に限らず様々な知見を自ら得られる人材になっていけるわけですね。

自閑さん: 仰るとおりです。学び続ける姿勢さえ維持できれば、常に新しい知識やスキルを身につけ、成長し続けることができます。そして個人が成長していけば、会社全体も成長していける。 そういう好循環を念頭に、普段から研修を実施させてもらっています。  

――より大きな視点で研修に取り組んでいらっしゃるわけですね。では最後にポリグロッツへの希望や改善点などがあればお聞かせ下さい。

窪田さん: 今回6ヶ月間こちらの研修を行ってみて、やはり導入時のマインドセットが重要なんだなと再認識しました。「なぜこのプログラムを受けるのか」「それがどう自分のためになるのか」を理解してもらうことで、強制感を減らし、自発的に学習に取り組んでもらえるようにしたいです。 そのマインドセットに関するコンテンツなどがあれば、受講者がさらに「自分ごと」として取り組めるのでなないかと思いました。  

――ありがとうございます。本日は三菱ガス化学のお二人にお話をお聞きしました。

事例会社名 三菱ガス化学株式会社

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個人それぞれの「興味をベースとした情報収集」は習慣化させることができる。ビジネスパーソンが気軽に学習し、世界中で活躍する日本人を増やしたい。代表山口の実体験と社会を変えたいという思いからポリグロッツは誕生しました。 創業以来個人向けの英語アプリとして提供しておりましたが、会社の研修で使いたいというユーザー様のお声から法人向けのサービスがスタート。コロナ禍をきっかけに英語学習のオンライン化が進み、製造業を中心とした日本を代表する大手企業様の英語研修を実施してきました。英語がビジネスのボトルネックになることを防ぎ、グローバルの中で活躍できる人材を最短でより安価に育成することで、多くの研修担当者様にご満足を頂いております。今後はより一層業務で使える英語力にコミットするために、業界や職種の専門的なリスニングやスピーキングのできるコンテンツも順次投入予定です。

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