社会の授業で英語教育!|CLIL授業で活用する「レシピー for School」


 海外大学進学を視野に入れた教育や1年間の留学プログラムなど、国際教育に力を入れている郁文館グローバル高等学校。 今回は、社会科教員として探究型授業やCLIL(内容言語統合型学習)に取り組む清原先生に、「レシピー for School」を導入した背景や独自の活用方法についてお話を伺いました。

——まず、貴校の特徴について教えてください。

本校には、海外大学への進学を目指す「オナーズクラス」と、国内大学や海外大学の併願を視野に入れた「リベラルアーツクラス」の2つのクラスがあります。

オナーズクラスでは、世界トップランクの大学を目標に、IELTSやSAT(Scholastic Assessment Test)などの対策を含めたカリキュラムを組んでいます。ネイティブ教員のチームが関わりながら、海外大学進学に必要な英語力やアカデミックスキルを伸ばしていきます。

一方、リベラルアーツクラスでは英語教育に加えて「探究学習」に力を入れています。評定やIELTSのスコアだけでなく、自分がどんな活動をしてきたかを大学にアピールできるような学びを重視しています。

また、本校の大きな特徴の一つが「1人1校1年間の海外留学(選択制)」です。 オナーズクラスはアメリカ、リベラルアーツクラスはカナダやニュージーランドへの留学を選択することができます。単なる短期研修ではなく、現地で単位も取得できる本格的なプログラムです。
https://www.ikubunkan.ed.jp/ghs/

——英語教育の中でIELTSを重視されているのはなぜでしょうか。

海外大学に進学する場合、多くの大学でIELTS6.5前後が入学条件になります。そのため本校ではIELTSを重要な指標として扱っています。 国内大学への進学でもIELTSスコアを利用できるケースが増えてきていますし、英語で文献を読み分析するような大学の授業に対応するためにも、IELTSの学習が役立つと考えています。

——そのような環境の中で「レシピー for School」を導入されたきっかけは何だったのでしょうか。

実は、「レシピー for School」を知ったのは生徒がきっかけでした。 本校では探究活動の一環としてゼミ形式の授業を行っており、私の担当するゼミでは教育や心理、哲学などをテーマに研究しています。 その中で「AIによる個別最適化教育」をテーマに研究していた生徒が、EDIXという教育関連の展示会を訪れ、「面白い学習アプリがありました」と紹介してくれたのが「レシピー」だったんです。 ちょうどその頃、観点別評価への対応や個別最適化学習の仕組みを授業に取り入れたいと考えていたので、「これは使えるかもしれない」と思い、導入の検討、トライアルを実施し、2025年10月から導入をしました。

——実際の授業ではどのように「レシピー」を活用されていますか?

私の社会科の授業では、CLIL(内容言語統合型学習)の形で活用しています。
具体的には、まず授業で扱うテーマについてオリジナルの文章を作り、それをAIで英語にリライトします。その英文を「レシピー for School」で課題として配信し、生徒には内容理解の四択問題や発話形式の問題に取り組ませています。

例えば、宗教改革やギリシャ哲学などのテーマを扱う際に、教科書の内容をそのまま使うのではなく、ストーリー形式にしたオリジナルの文章を作り、そこに「レシピー for School」の機能で問題を追加して配信しています。英語を単なる科目として学ぶのではなく、社会の内容を理解するためのツールとして使う形ですね。

また、本校では英語の授業で個人発表の機会が多く、年間で10回以上のプレゼンテーションを行うこともありますし、スピーチコンテストへの参加もあります。

その準備として、生徒自身が作った発表原稿を「レシピー for School」に登録し、音読課題として配信しています。生徒はアプリを使って何度も音読練習ができ、発音や読み方を確認しながら練習することができます。

プレゼンテーションの原稿をそのまま音読練習に使え、発音の採点もできるので、授業外でも効率的に発表準備ができてとても助かっています。

——長期休みの課題などにも活用されているのでしょうか。

はい。昨年の夏休みには、2学期に扱う授業内容の英文を事前に用意し、それを章ごとに少し簡単なレベルにリライトしたものを「レシピー for School」で配信しました。いわば休み明けの予習用の教材ですね。

特に英語が苦手な生徒にとっては、授業で初めて英語の資料を見るよりも、事前に少し触れておくことで理解しやすくなります。休みの間に内容理解を進めておくことで、授業にもスムーズに入れるようになります。

こうした取り組みは社会科だけで完結させるのではなく、将来的には他の科目にも広げていきたいと考えています。英語の授業だけでなく、さまざまな教科の中で英語に触れる機会をつくることで、日常的に英語に触れる環境を学校全体で作っていきたいと思っています。

——授業準備の面ではどのような変化がありましたか。

教材作成の時間はかなり短縮されました。
AIで文章を作り、それを「レシピー for School」課題として設定すれば、10分から15分程度で課題が作れます。
以前はプリントを作るのに30分以上かかることもありましたが、アプリを使えばその手間が大きく減ります。
また、生徒の達成度やスコアが一覧で確認できるので、評価の面でも助かっています。

当校は観点別評価を本格的に導入しているので、生徒の学習状況を細かく把握する必要がありますが、「レシピー for School」を使うことで、生徒がどこまで取り組んだか、どこで躓いているのかがデータとして見えるようになりました。

——生徒の反応はいかがですか。

生徒はもともと英語への意欲が高いので、前向きに取り組んでいます。点数や進捗状況が管理され、評価に直結するのも大きいと思いますね。

また、留学前の準備として英語で資料を読んだり、課題に取り組んだりする経験が増えたことは大きいと思います。実際の留学先では英語で授業を受けることになるので、そのトレーニングとして大きな意味があると感じています。

——「レシピー」の良い点をどのように感じていますか。

日本の授業環境に合った形で使える点ですね。 海外の教育アプリは自由度が高いものも多いのですが、授業で使うには少し扱いづらい場合があります。
「レシピー」は課題の配信やスコア管理などが授業の流れに組み込みやすく、日本の学校現場との相性が良いと感じました。

また、英語教員だけでなく、私のような社会科の教員でも使いやすいという点も大きいですね。英語をツールとして使う授業がやりやすくなりました。

——今後「レシピー」に期待することはありますか。

小テスト機能がもう少し充実すると嬉しいです。
また、本校ではプレゼンテーションや発表大会も多いので、生徒個人が自分の発表原稿を登録して発音練習ができるような機能があると便利だと思います。

 

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